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​ファシリテーターへのインタビュー

教育
防災

​~教育分科会~

Q.教育分科会では何をするのですか?
大学教育について扱います。大学ではどのような力のある学生を育てていくべきかを考え、そのためにどう改革していけばいいかという具体的な方法についてグループ内で議論していきます。

Q.教育分科会のおすすめポイントをどうぞ。
毎年、多くの大学生や大学院生にご参加いただいていますが、そういう人にとっては大学教育というテーマは身近なものだと思います。一方で政策立案は抽象的で、イメージがわきにくい人も多いのではないでしょうか。この分科会では、大学教育という身近なテーマを扱いますので、政策立案のプロセスも実感を伴って行えると思います。また、学生という当事者的な目線で提言できるのも魅力の一つですね。

 

Q.なぜ「人材育成と大学の教育」というテーマにしたのでしょう?
きっかけは、時代の変化によって、現在ある仕事が、近い将来になくなるかもしれないということを耳にしたことです。実際にそういった事態がどのように自分の身にふりかかってくるかはわかりませんが、その時にうまく対応できないと食べていけませんよね。そうすると大学の方も時代に合わせて多少なりとも変わっていく必要があるんじゃないかと考えました。大学に就職予備校になってほしいという話ではありませんが、大学で学んだことが将来何らかの形で役に立てばいいですよね。学生側からしたら大学が社会の方を向いてくれるというのは悪い事ではないとも思いますし。こういった点について参加者のみなさんと考えていきたいです。

 

Q.分科会を通じて参加者に考えてほしいことは何ですか?
人材育成について考えることは自らについて振り返ることでもあります。自分は大学でどのような力をつけたくて、その力はどうすれば育てられるのか。また現時点で自分にその力はあるのか。そういったことを考えていただく機会になればいいなと思います。この分科会に参加することが、今後の学びの在り方を考え、自分の大学生活をよりよく変えていけるきっかけとなれば嬉しいです。

 

Q.分科会テーマに関して調べていくうちに驚いたことはありますか?
「2045年問題」といわれる、2045年頃に人工知能が人間の知能を超えるという予測に驚きましたね。ぼくたちが50歳ちょっとの時点で、つまり生きている時に、コンピュータが人間より賢くなるということですよね。また、地方消滅といわれる、地方の人口が減っていって地方の生活が維持できなくなるかもしれないという身近な問題もあります。親世代はパソコンだったりスマフォだったり、大きな転換を目にしてきましたが、自分の世代はもしかしたら親世代が体験してきた以上の転換を生きているうちに体験しなければならないかもしれないと、驚きましたね。

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